ポジティブリスト

【ポジティブリスト制度】とは?

一定量以上の農薬が残留する食品の販売等を禁止する制度。平成18年5月29日食品衛生法が改定されポジティブリスト制が施行。

参照:新たな残留農薬制度(ポジティブリスト制度)と農薬の適正使用パンフレット
(PDF 154KB) [作成:農水省 農薬対策室]

<自営農場及び契約圃場の管理体制>

1、契約生産の圃場を特定。
2、農薬は弊社指定農薬(指定農薬販売会社から購入)を使用。(購入履歴あり)
3、栽培マニュアルなどの資料を配布。農産部担当職員が指導とチェックにあたる。
4、栽培管理(播種日、施肥設計、肥料成分、使用農薬、散布時期、希釈倍数、散布量)等を記録。
5、栽培圃場の状況又は、隣接圃場状況を記録。
6、ポジティブリスト制度施行対策看板設置。

<農薬の散布による周辺作物への影響防止対策>

1、散布は必要最小限の量と区域で行う。
2、無風又は風が弱いときに行うなど、近隣に影響が少ない天候の日や時間帯を選ぶとと3、もに風向き、散布器具のノズルの向き等に注意する。
できるだけ作物の近くから、作物だけにかかるように散布。
4、圃場の端部での散布は外側から内側に向けておこなう。
5、細かすぎる散布粒子のノズルは使わないようにし、散布圧力をあげすぎないようにする。(粒子が細かいほど、圧力を高めるほど飛散しやすくなる。)
6、タンクやホースの洗いもれがないようきれいに洗う。
7、周囲の栽培者に伝え、日頃からコミュニケーションをとり、地域の農業者同士の連絡を密にしておく。
8、隣接圃場状況(作型、品目等)を記録しておく。